家の第一印象を決める玄関ドア

印象の異なる開き方4タイプ

「玄関ドア」は、その家の印象を決めてしまうほど重要な存在です。開き方によって大きく分けて「片開き」「両開き」「親子開き」「引き戸」の4つのタイプがあります。

片開きドアは、扉の片方が開くスタンダードなタイプです。扉を外に開いて出入りするスペースが必要です。両開きドアは2枚のドアが外に開くタイプで、片開きドアの約2倍の横幅なので、大きな荷物の出し入れもスムーズに行えます。親子ドアは、片開きドアに幅が狭い子扉がついているもので、必要に応じて子扉も開閉することができます。

引き戸は、戸を横方向のスライドさせるため、外から荷物を持って入る時にも楽に入ることができます。また、引き戸は開き扉よりも巾が広いというメリットもあります。引き戸には、1枚の引き戸を横にスライドさせる片引き戸と、2枚戸の引違い戸などがあります。片開きドアから片引き戸にリフォームする場合は戸を引き込むスペースが必要です。また引違い戸から3枚連動の引き戸にリフォームすることで、車いすでの出入りが楽になります。



商品選びのポイント

防犯性と断熱性、気密性

玄関ドアはどの様なカギを使用するかも重要です。ディンプルキーやCP錠、より防犯性が高いもの、カードキーや非接触型キー、鍵穴がないタイプなどがあります。

また、毎日何度も開け閉めするためドアそのものの気密性や断熱性もポイントです。金属ドアの内部に断熱材が入ったタイプが普及しています。断熱性や気密性を維持する仕組みを必ずチェックするようにしましょう。



1分間で理解する玄関ドア


チェック! 玄関ドアの種類と特徴


トレンド

玄関ドアの材質は、戸建て住宅では「アルミ」と「木」が主流です。木製の玄関ドアにも防火認定の商品がありますので、防火・準防火地域だから木製は使えないということはありません。家の顔とも言える玄関扉だからこそ、たくさんのドアの中から好みのものを見つけたいものです。

また、断熱ドアを入れるケースが増えています。その地域の気候、気温に合った断熱性能を有するドアを選びましょう。機能ドアでは鍵をかけたまま採風できるドアも人気です。

 

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