抜群の耐久性と耐候性をもった床材 シートフロア

天然木と見分けがつかないほどリアル

「シートフロア(シートフローリング)」は、合板などの基材の表面に、化粧シート(樹脂フィルムやオレフィンシートに木目柄や石目柄を印刷したもの)を貼り合わせた床材です。近年、印刷技術の進化によって、本物と見分けが付かないようなシートフロアが開発されています。

オレフィンシートは1mmにも満たないとても薄い素材なので、それだけでは日常的に負荷の掛かるフローリングの表面材として強度が保てないため、オレフィンシートをコーティングで保護しています。そのため、シートフロアは、ワックスを掛ける必要がありません。

突き板フローリングの場合は同じ材料でも色や柄に違いがあるため「モデルルームで見たイメージと違う」といったクレームが発生するケースがあります。その点、シートフロアは均一の柄、色合いの商品を提供することができます。

さらに耐久性の高い特殊なシートを使用しているため、日焼け、褪色、ひび割れなどの心配も少なく、長期に渡り、新品同様の風合いを維持できる床材といえるでしょう。しかし、継ぎ目から水が浸透するなどして変形することもあるので注意が必要です。



商品選びのポイント

表面加工をチェック

デザイン性に加え、目的に応じた表面加工を選ぶことがポイントです。近年ではペット対応で滑りにくいものもあります。



1分間で理解するシートフロア


チェック!突き板フローリングとシートフロアの違い


トレンド

実際の木材をサンプルに3D印刷を施したシートフロアも登場しています。本物の木肌の凹凸や質感が再現されており、木の心地よさを感じることができます。凹凸はあるものの、汚れが落としやすいシートのため、お手入れは簡単。

また、木材のままでは難しい幅30cmの床材を可能にしたのも、シートフロアならではといえるでしょう。

 

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