初心者のための洗面所リフォームの現場調査 Point4

リフォーム営業初心者のために、洗面所リフォームの現場調査について分かりやすく詳しく解説!洗面所リフォームのエキスパートを目指そう!



Point4 洗面所現調の注意点

洗面所における重要ポイントは「安全性」。現調時はお客様が気付いていない問題も見出せるようチェックしよう。


1 吊戸棚の扉が分電盤に干渉

新規に吊戸棚を付ける時は照明器具や分電盤に当たらないかチェック。

分電盤に当たる場合は吊戸の幅を15cm狭め、壁側にフィラーを入れて回避する方法もある。電気設備業者が入る工事であれば分電盤をずらす費用の確認をしよう。


2 浴室改修の際に浴室の入口開口が広がることに注意

浴室改修の際、入口の扉幅が広がることに注意を。洗面所だけの工事でも、いずれ浴室改修をする時に困ることになる。

入口の開口幅は、既存は折戸の場合700程度が多いが、新規折戸は800程度が標準仕様だ。(700幅の折戸も選べるが800幅が一般的)幅があるものを設置する際はそれを見越して計画を。

また浴室ドアを引戸にする場合、レールが洗面所側にくるため設置する物との間に隙間ができることにも注意。


3 ラウンド型→ストレート型への変更は奥行きに注意

洗面化粧台のボウルをラウンド型からストレート型にする場合、壁に接している側面の奥行が深くなるので注意を。

ラウンド型はボールが手前に出ているため、大きく感じるが、収納部分の奥行は450mm程度というものが多い。ストレート型はボールの出と収納部分の奥行がほぼ同じなので、側面の奥行は500~600mmくらいとスペースをとる。

洗面化粧台を収めるために入口扉の幅を狭めるのはNG。洗濯機の出し入れができなくなるからだ。空間に余裕が無い現場もあるので注意しよう。

年間購読(毎月15日発行、購読料 ビューアー版8,800円・雑誌版11,000円)のお申込はコチラ

バックナンバーのご購入はコチラ

リフォマガのご案内はコチラ

0コメント

  • 1000 / 1000