【塗装】茨木 優太さん(31歳)
リフォームの営業担当者にとって、職人さんは大切なパートナー。今回登場するのはお客様や職人仲間からも信頼されている茨木優太さんだ。
ご近所さんとお茶!?
心配りで築く信頼関係
「丁寧に作業をするのは、当たり前だと思うんです。塗装の技術が高い職人はたくさんいます。その中でも『いい職人』になろうと思ったら、お客様への対応や、近隣の方への気配りが大切だと思っています。お客様の気持ちに寄り添い、作業が終わるまでどう気持ちよく過ごしてもらえるかを常に考えています」と話す、塗装職人の茨木優太さん。
お客様にとって塗装の仕事は2〜3週間で終了するが、ご近所との関係は一生続く。塗装が原因でご近所とトラブルになることがないよう、茨木さんは気を配っている。
「お客様やご近所の方に道で会ったら、必ずご挨拶しますし、作業の説明を求められたら、きちんと対応します。仲の良いご近所同士だと、ゴミが飛んだりしても、我慢して言わない方もいらっしゃるので、自分が気をつけるようにしています」
茨木さんに仕事を依頼している、リフォーム会社みすず工事部の堀越位夫さんは、「現場に行くと、茨木さんが近くの方とお茶を飲んでいることもあるんです。他の人が見たら、何やってんだ、と思うかもしれませんが、私はそれを見るとホッとするんですよ。なぜなら、それはお客様や近隣の方との関係がうまくいっている証拠だからです」と話す。
見えないところも手を抜かない 当たり前の品質
塗装を行う上で、茨木さんが心がけているのは「見えないところも手を抜かないこと」。
例えば、錆びている配管があれば、錆び取りをしてから、錆び止めを塗っておく(下写真、グレーの部分)。最終的に上から別の塗料を塗ってしまうので、錆止めをしてもしなくてもわからないが、これをしないと数年後に塗装が剥がれてくることがある。
足場を外してしまったら、絶対に外から見えない場所でも。ケレン一つとっても手を抜かない。「でも、それは当たり前のことで、塗装職人ならみんなやっていることだと思います」と謙遜する。
「今後は色々な材料を使ってみたいですね。経験を積んで、どんな現場でも対応できるようになりたいと思っています」と、茨木さんは話している。
▲錆び止めを塗った配管。写真では、茨木さんの道具・ワイヤーブラシの使い方を例として錆び落としの様子を再現している
▲茨木さんの腰袋。2年間使っているが、かなり年季が入っている
▲茨木さんの道具。左から、埃や汚れを払うダスター刷毛、ワイヤーブラシ、皮すき、ドライバー、ささら、ヤスリ、マスキングテープ。マスキングテープは剥がした時に糊が残らない、ほどほどの粘着力のものを愛用している
▲ささらは、テープが張り付きにくいモルタル部分などで、テープの上をこすって押さえるのに使用
推薦の言葉
みすず 工事部 堀越位夫さん
人間的魅力にあふれる職人
茨木さんと初めて一緒に仕事をした時のことです。現場のはす向かいに住む中高年の男性から「あの職人さんはいい職人さんだね。うちもお金があったら頼みたいくらいだよ」と声をかけられました。塗装は臭いが発生しますし、足場を組むので、外に洗濯物が干せないなど、クレームが発生しやすい工事です。しかし、茨木さんの現場はほぼクレームがなく、逆に極端に褒められることが多いんです。
ご近所の奥様同士で同時に外壁塗装を依頼された時には、細かな注文があったにも関わらず、依頼主から「最高に楽しい工事期間でした。200点満点です」との言葉もいただきました。仕上がりがキレイなのは当たり前。「お客様の気持ちに寄り添い、最善を尽くす」ということを徹底しているから、これだけ満足してもらえるのだと思います。
しかも、お客様だけでなく、トップクラスの職人が茨木さんの人柄に惹かれて集まってくるんです。
お客様に対するのと同じように、職人仲間の心に寄り添うことができる。そうした人間的魅力を持っているのが、茨木さんなんです。
常に最善を尽くしているという自負と、職人仲間への信頼。この真摯な態度が彼を慕ってくる人間が絶えない理由だと思います。
弊社のポリシーである「とことん、ていねい」を自然に実行できる、素晴らしい職人さんだと思います。
茨木さんからリフォーム営業担当者にメッセージ
「こんな営業さんはすごい!」
連絡を取ったら、すぐに動いてくれる営業担当者さんはすごいと思っています。材料が足りなくなりそうな時もすぐに手配してもらえると、現場の手が止まらないので助かりますね。
それに、現場の様子をよく見てくれていると安心します。職人としても色々と相談しながら仕事が進められます。
みすずさんとの仕事はとてもやりやすく、感謝しています。
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