インテリアの主役にもなるカーテン。さまざまな形やデザインの中から、ぴったりなものを見つけよう
カーテン ポイントはこれ!
◆カーテンはひだの取り方によって印象が変わる
ひだが多いとボリュームが出て、ゴージャスまたはエレガントになる。ひだがなくフラットなら、すっきりとした印象に。ひだ倍率が高いほど布を多く使うため価格は割高になる。
◆上下に開くタイプは日差しを調整しやすい
西日など日差しを遮る目的で設置するなら、シェードやロールスクリーンといった、上下に開くタイプがよい。ただし、開け閉めはコードなどを使うため、少し面倒だ。出入りに使うなど、カーテンの開け閉めの頻度が多い窓には不向き。
◆デザイン優先で選びたいが、遮光性、透過性もチェックを
カーテンはデザイン優先でお気に入りのものを選びたい。しかし、プライバシー保護や日差しの調整といった役割も重要だ。遮光性や透過性なども忘れずにチェックしよう。
ひだの山の取り方で変わる「ひだ倍率」
山が多いほど生地を多く使い、ボリュームのある仕上がりになる。
●3つ山ひだ
ひだ倍率2倍
オーダーカーテンの標準仕様。ゆったりとボリュームが出て、カーテンの存在感が増す
●2つ山ひだ
ひだ倍率1.5倍
既製カーテンに多い仕様。厚手の生地にも向いている縫製方法
●1つ山ひだ
ひだ倍率1.5倍
ウェーブが少なく、シンプルなカーテンになる
●フラット
ひだ倍率約1倍
すっきりした印象。カーテンの色柄がそのまま見える
【提案の一工夫】
めいくまん(東京都八王子市)鈴木恵美子取締役
洋服を選ぶようにコーディネート
カーテンは、「幅と長さを採寸してオーダーする」時代から、洋服を選ぶように自由な発想でコーディネートする時代になっていると思います。例えばレースとドレープを逆にしてレースを室内側にするだけでも雰囲気は大分変わります。シェードの種類も多く、ドレープやレースとの組み合わせでさまざまな表情が生まれますまた、生地をつなぎ合わせてお部屋に合ったオリジナルのカーテンを作ることもあります。洋服を作るように自由な組み合わせができるので、楽しいですよ。
▲愛着あるカーテンを新居でも使いたいという要望により、ウィリアムモリスの「いちご泥棒」のカーテン生地をつなぎあわせた
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