Mrs.くりっきーの失敗談8 天井に雨漏れ?実は〇〇〇でした

失敗から学べることもある! コラムの第8回!

Mrs.くりっきーのプロフィール

新築・リフォーム業界で20年近くリフォーム営業・プランニングの仕事に携わる。現在はリフォマガ編集部員として自身の経験や仕事術を全国の営業マンに向けて発信している。



「雨漏り調査の最強メンバー」を呼んだものの…

2階の和室天井に、帯状の黒いシミがついているお宅がありました。湿気のシミのようにも思われましたが、べったりと黒ずんでいるため、「雨漏れの可能性がありますね。」と言ってお客様に雨漏れ調査をお勧めしました。

雨漏れ調査は散水試験をするため、私を含めて3人の手が必要です。私にとっては初めての雨漏れ調査だったため、心強い人たちにお願いしようと、まず初めに屋根業者の親方に同行をお願いし、次に私の上司(営業所長)にも同行を頼み、万全の体制に。「雨漏り調査の最強メンバー」が揃いました。

数日後、大きな散水試験機を持って現場へ。親方は屋根で散水を、上司は小屋裏(天井裏)で雨漏れのの場所確認を、そして私は水道の蛇口を開閉する担当となり、それぞれの持ち場に行きました。

その時、小屋裏から「わ~!なんじゃこりゃ!?」と、上司の叫び声が。「雨なんか漏っとらん!!コウモリの糞の山だ!」そう、天井のシミはコウモリの糞の山から染み出していたものだったのです。

その後、上司から怒られたことは想像つきましたよね。



【どうしたら失敗を防げたのか…】

天井点検口から小屋裏の中の状態を確認せずに、雨漏れと判断したことが間違いでした。コウモリの糞害のことを知っていれば、点検口を少し開けて、臭いを嗅ぐ(ドブのような臭いがある)だけでもわかったことだと思います。

年間購読(毎月15日発行・購読料8,800円)のお申込はコチラ

バックナンバーのご購入はコチラ

リフォマガのご案内はコチラ

リフォマガ

『リフォマガ』は、株式会社リフォーム産業新聞社が発行する現場担当者向けの情報誌です。 リフォーム営業マンに役立つ営業テク、現場調査の方法、商品情報を発信します。 雑誌『リフォマガ』は毎月15日に発行。年間購読料8,800円。(税込・送料込)

0コメント

  • 1000 / 1000