その図面、NGです!~ウォークスルーにするか否かの検討~

堀野さんのコラムもいよいよ11回目。収納が充実しているだけでなく、工夫が随所に見られる今回の間取り。シューズクロークやウォークインクローゼットの奥を壁にしてクローズにするか、扉にしてウォークスルーにしてしまうか、メリットとデメリットを照らし合わせて考えよう。



今回チェックする図面はコレ!


NG1 具体的な提案がないスペース

冷蔵庫置き場としては幅も奥行きも広いが、その横に食器棚を並べるには狭い。リビングから見通せる配置でもあるので、並びや見栄えも考慮して計画すること。少なくとも使い方の提案(冷蔵庫等のレイアウト)は必要である。


NG2 ウォーク・スルーにするべきか否か

シューズクロークから洗面室に入る、そのメリットは何か?動線を増やせば便利になるが、デメリットもある。その扉がなければ洗面台の前に物が置ける、シューズクロークの収納量が増える。お客様はどちらが使いやすいだろうか。


NG3 ドアの開閉時に人と接触しそう

階段昇降路だけでなく、洗面室への入り口もある狭いスペースに向けて扉を開閉すると、人と接触する恐れが高い。プラン変更が難しいのであればトイレ扉を折戸にする、内開き戸にする、階段の一段目を奥にする等の対処が必要である。


NG4 テレビの置き場所はどこにしようか?

ソファーの前が収納扉(階段下物入)なので、テレビの置き場に困る。又、この面に折戸、引戸、戸袋、開き戸と、種類が異なる建具が並んでいて美しく見えない。同一面にある建具は極力、その種類、高さを合わせて美しく配置したい。


NG5 シューズクロークの他にホール側も下駄箱を

ホールからも使える下駄箱が必要。和室押入の上側にカウンタータイプの物を設ければ、玄関の演出スペースとしても使える。リビング扉は狭いホール側に開くのではなく、室内側の方が使いやすく、人と接触する恐れも少ない。


NG6 ウォーク・スルーにするべきか否か

NG2と同様、ウォーク・スルーにして動線を増やした分のメリットが勝るかの検証が必要だ。書斎は物や本棚を置くスペースが少なくなり、WICも収納量が減るデメリットがある。


NG7 階段蹴上寸法が高すぎないか

12段の階段は蹴上寸法が高く上り辛い。1階天井高さが2.4mの場合、13段は最低ラインで、14段以上を標準としたい。この場合、踊り場(屈曲部)が上の方にあるので、踊り場で転倒した場合、下まで落ちてしまう危険性が高い。踊り場は水平部分の上にすると安全性が増す。


NG8 ベッドヘッドは窓につけない

掃き出し窓に向けてベッドヘッドを配置すると、窓からの下降冷気により頭部が必要以上に冷やされる危険性がある。ベッドを窓から離す、就寝時はシャッターを下ろす、厚手のカーテンを床まで垂らすなど対処が必要。

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