初心者のための床リフォームの現場調査 Point1

リフォーム営業初心者のために、床リフォームの現場調査について分かりやすく詳しく解説!床リフォームのエキスパートを目指そう!


Point1 床リフォームの種類

床は快適さが求められるとともに、身体の重みに耐える強さ、滑りにくさ、つまづきにくさなど身体を守る安全性の面でも重要な部位。そうした床の役割を考慮しながら提案しよう。


1 フローリングを新しくしたい

フローリングを新しくする方法には、既存の床を剥がして新規に貼る「張り替え」と既存床の上にもう一枚フローリングを貼る「重ね張り(増し張り)」がある。どちらの方法をとるかは、床を支える根太などの傷み具合や床鳴り、バリアフリー化の必要性、コスト、工期などを考慮した上で提案しよう。

▲張り替え


▲重ね張り(増し張り)



2 畳をフローリングにしたい

「和室をリビングとつなげたい」「フローリングにして和室の入口の段差を無くしたい」といった畳からフローリングに変更する工事が多い。下地の状態によって見積もり金額が違ってくるので、現調時は必ず畳を上げて、下地の状態と畳の厚み、入口の段差をチェックしよう。

▲Before


▲After



3 床暖房にしたい

床暖房の仕上げ材はフローリング以外にも、カーペット、タイルなどがあるが、床暖対応の床材であるかの確認が必要だ。床の一部分を床暖房にするにも、部屋全体の床材を張り替えまたは重ね貼りする必要があり、大がかりな工事となる。すでに床がバリアフリーになっている場合は施工方法により部屋の入口で段差が生じることもある。段差回避のため床暖一体型のフロアー材で張り替えることもお勧めだ。

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