使いやすさとデザインで選ぶ門扉

デザインはもちろん、種類や開き方などさまざまなバリエーションがある門扉。それぞれの特徴を知り、使いやすいものを選ぼう。


門扉の選び方 ポイントはこれ!


◆一般的な「開き門扉」

門扉には「開き門扉」「スライド門扉」「伸縮門扉」などがある。多く使用されているのが「開き門扉」で、敷地側に開く「内開き」と、道路側に開く「外開き」がある。外開きを採用する場合は、開いた扉が通行人や車にぶつからないよう敷地内に設置する必要がある。


◆通りやすい「スライド門扉」

横方向に開く「スライド門扉」は、奥行きがなくても設置でき、ベビーカーや自転車でも通りやすい。


◆間口に合わせて扉の仕様を決める

扉の仕様には「両開き」「親子開き」「片開き」がある。両開きや親子開きは、両方の扉を開ければ間口を広く取ることができため、大きな荷物を入れるときなどに便利。


◆素材は主にアルミ

門扉の素材にはアルミや樹脂がある。多くはアルミ素材で、サビや腐食に強く、耐久性が高い。デザインも豊富で、予算や好みに合わせて選べる。


●門扉の種類

開き門扉
▪扉の開閉のためのスペースが必要
▪デザインが豊富
▪開いた扉が敷地の外に出ないよう注意

スライド門扉
▪横にスライドして開く
▪扉を引き込むスペースが必要
▪ベビーカーや自転車、車いすでも出入りしやすい

伸縮門扉
▪間口の大きさに柔軟に対応できる
▪扉を引き込むスペースが必要ない
▪レールやキャスターが不要なタイプなら、床に多少の凸凹があっても設置できる



●扉の仕様

両開き

▪左右どちらからでも出入りできる
▪全開にすれば間口を広く取れる


親子開き
▪狭い間口でも両開きにできる
▪全開にすれば間口を広く取れる


片開き
▪狭い間口に設置可
▪勝手口などに使用されることが多い

写真提供/三協アルミ



狭い敷地にも設置できる門扉

奥行きが狭く、門扉の設置が難しいと思われるような場合でも、横方向にスペースがあれば、スライドタイプの門扉の設置が可能。道路からすぐ階段がはじまる敷地にも設置できるタイプもある。奥行きだけでなく横幅も小さい場合には、伸縮門扉がおすすめ。伸縮門扉は間口に合わせて柔軟に対応できる。また、玄関ポーチ(タイル張りの床)に設置できる門扉もある。

▲LIXIL アーキスライド
スライド門扉。道路からすぐ階段がはじまる敷地にも設置できる。

▲LIXIL アーキキャスト
玄関ポーチに取り付け可能。狭いスペースに門扉とフェンスがすっきり納まる。



素材別 商品例

年間購読(毎月15日発行・購読料8,800円)のお申込はコチラ

バックナンバーのご購入はコチラ

リフォマガのご案内はコチラ

リフォマガ

『リフォマガ』は、株式会社リフォーム産業新聞社が発行する現場担当者向けの情報誌です。 リフォーム営業マンに役立つ営業テク、現場調査の方法、商品情報を発信します。 雑誌『リフォマガ』は毎月15日に発行。年間購読料8,800円。(税込・送料込)

0コメント

  • 1000 / 1000