Mrs.くりっきーの失敗談7 「足の踏み場がない!」床のリフォーム

失敗から学べることもある! コラムの第7回!

Mrs.くりっきーのプロフィール

新築・リフォーム業界で20年近くリフォーム営業・プランニングの仕事に携わる。現在はリフォマガ編集部員として自身の経験や仕事術を全国の営業マンに向けて発信している。



現地調査の時に、「荷物が多すぎて床が見えない!」と叫びたくなるような、とにかく家具や荷物で床が埋まり、室内を歩くことさえ大変なお宅に伺ったことが あります。 荷物を移動させて、何とか壁伝いに置く所まで進んだものの、「さて、ここからどうする?」と呆然と立ちすくんでしまいました。工事内容は2階の床の張り替えと内装、建具交換です。「他の人はこんな時どうするんだろう…」等と考えながら、見えている床の写真をとりあえずパチリ。 さて、無事契約、着工と進み、荷物も奇麗に片づけられました。


しかし、床の張り替え、建具交換、 巾木取り付け…と順調に工事が進んだところで、「あれ?新しい巾木が真っすぐになっていない?」と異変に気が付きました。大工さんに話を聞くと、「床が窓の方に向かって結構下がっていて、巾木も一緒に下がっている」とのこと。 現地調査の時に床の下がりに気が付いていれば、お客様に説明して、床下地の調整を提案できたのですが、あとの祭りです。結局お客様に床の下がりのことを説明して、下地からやり直すことになりました。


【どうすればよかったのか】

 荷物が多くても、床の工事の現調であれば、床のレベルは確認すべきでした。お客様がご高齢で荷物移動が困難であれば、改めて現調日を決めて、同行者と一緒に再現調すればよかったと反省しました。少なくとも、着工後、荷物が片付いた段階でレベル調査するべきでした。 

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