リフォーム女子会大盛況でした!【WEB限定】

7月31日(水)に㈱リフォーム産業新聞社が主催によるリフォーム産業フェアが東京ビッグサイトで開催され、リフォマガ編集部企画・運営のリフォーム女子会が行われました!

このWEB限定記事では、CHIC INTERIOR PLANNINGの荒井詩万さんによる特別セミナー「私の仕事が途切れない理由」講演内容をレポートさせて頂きます!当日リフォーム女子会に参加できなかった方も、荒井さんが何故お客様や職人から信頼され、案件が途絶える事なく舞い込むのか、その仕事の秘訣を感じ取って頂ければと思います。


▲荒井詩万さんプロフィール

CHIC INTERIOR PLANNING 代表。日本女子大学家政学部卒業後、設計事務所に秘書として勤務。在職中に町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーで2年間学び、その後フリーに。戸建てやマンションのインテリアコーディネート、リノベーション、その他セミナー講師や雑誌の企画・監修・プロデュース・商品開発・メディア出演など多方面で活躍中。

http://chic-interior.net/



荒井詩万さんは、メーンのインテリアコーディネート業務の他、テレビや雑誌、セミナー講演と多方面で活躍中のフリーランスのIC。インテリアコーディネーターとして駆け出しの頃は、友人や知人宅のインテリアをアドバイスする所からお仕事をスタートしたそうです。今では、紹介やリピート工事を中心に絶え間なく仕事が舞い込み、契約率も限りなく高いといいます。そんな荒井さんが日頃から実践している仕事の7ルールを当日のセミナーではご紹介頂きました。



荒井さんの仕事 7ルール

1.積極的に情報発信する

ブログを主軸に、フェイスブックやInstagram、Twitterいった様々なSNSをフル活用されています。日々手掛けている現場やセミナーといった仕事の様子をアップされ、情報発信にぬかりがありません。多忙な中、移動の合間にテキストを打ち込むなどして更新頻度を維持しているそうです。また施工事例はスマホ等ではなく、一眼レフでしっかりと撮影し高品質の画像アップを心掛けているという事でした。またタグ付けをしっかりと行い情報拡散する事も大切にされています。


2.コンセプト設定が大切

プランニングで荒井さんが最も心血を注がれているのが、コンセプト設定です。ここでいうコンセプトは「ナチュラルモダン」とか「北欧テイスト」といった漠然としたものではなく、その施主ならではの暮らしのコンセプトです。決して施主の要望を鵜呑みにする事なく、ヒアリング内容を吟味し、観察眼を光らせ、そのお施主様にどんなプランが必要なのかを考え抜く事で暮らしの提案をぶれずに行う事が出来ます。これにより、コーディネーターとしての存在意義が生まれてくると荒井さんはいいます。講演当日では実際に、お客様の要望とは異なるプランを提案したものの、見事一発OKとなった事例について詳しく解説して頂きました。


3.クイックレスポンスを心掛ける

返信スピードの速さは、「この人にお願いしたい」という好印象につながります。またお客様からの質問にも素早く丁寧に答える事を心掛けているそうです。対お客様だけでなく、業者さんや職人さんへの支払いも期日前にしっかりと済ませるそうです。どの立場の人にもクイックレスポンスを心掛ける事で、信頼度アップに繋げています。


4.現場に足を運ぶ

時間があれば、例え5分でも現場に足を運ぶ事を心掛けているそうです。今の時代は、スマホやメールなどで、職人さんとのやり取りを済ませる事が可能です。しかし、現場に足を運ぶことで、細かい納まりや、養生や現場の整理整頓が出来ているかといった確認が行えます。


5.顧客・職人とはオープンマインドで

お施主様から暮らしの細かな情報を引き出すには、自ら心を開いていないと難しいものです。まずは自ら心を開く事で、お客様を構えさせてしまわないように心掛けているそうです。また職人さんに対しても同じです。休憩の時間にはお茶やお菓子を差し入れし、‟皆さんで良いものを作りましょう„というムードづくりを大切にされています。


6.目標を決める

フリーランスのインテリアコーディネーターとして実績を築いてきた今、荒井さんは、自分が面白い!楽しい!とワクワク出来るような仕事をしたいと思っているそうです。また自分が目指す年収を設定する事で、それに向けてどのように仕事を選択し、手掛けていくのかを大切にされているそうです。


7.様々な事にアンテナをはる

Instagramやピンタレスト、雑誌などから情報収集を行い常にインテリアのトレンドや最新情報をキャッチするように心掛けています。雑誌は、『エル・デコ』や『VOGUE』、『VERY』や『STORY』といった様々な媒体に目を通すようにしているといいます。



いかがでしたでしょうか?また荒井さんがお話をされていて印象的だったのが、「継続する事」の大切さです。女性は特に結婚や出産などライフイベントによって働き方や仕事の内容も変化させていかなければいけない事が多いかと思います。そのような中で細くとも仕事をコツコツとこなしキャリアを継続していく事で、数年後の自分が大きく変わってくる、そんな事を荒井さんはお話されていました。

仕事の7ルールも当たり前のようで、徹底する事が難しい内容ばかり。「継続は力なり」を体現するかのように日々活躍されている荒井さんのお話に、参加されたリフォーム業界の女性達も励ましと勇気を頂きました!



荒井さんの著書紹介

インテリアコーディネーターとして積み重ねた知識と経験から部屋作りのルールを紹介した『今あるもので「あか抜けた」部屋になる』がサンクチュアリ出版より好評発売中。



リフォーム女子会とは?

働く女性が増えてきたとはいえ、建築業界において女性はまだまだ少数派。リフォーム業界で日々奮闘する女性同士が交流する事で日頃の課題や悩みを共有し、スキルアップを目指すためのコミュニティです。同業他社で働く人、異なる分野で活躍する人が交流する事で、モチベーションや意欲もアップ。リフォーム業界で働く女性たちの活躍をサポートし、リフォーム業界の活性化を目指していきます。

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『リフォマガ』は、株式会社リフォーム産業新聞社が発行する現場担当者向けの情報誌です。 リフォーム営業マンに役立つ営業テク、現場調査の方法、商品情報を発信します。 雑誌『リフォマガ』は毎月15日に発行。年間購読料8,800円。(税込・送料込)

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