フローリングは人気の床材。デザインや色味で部屋の印象を左右する。また、材質による特徴にもこだわって選びたい。
フローリングの選び方 ポイントはこれ!
◆フローリングには種類がある
フローリングには「単層」と「複合」の2種類がある。単層は無垢と言われ、複合はさらに「挽き板」「突板」「シート」の3種類に分けられる。また、床暖房対応、防音、ペット対応など機能性をプラスしたものもある。
◆木目や色味の違いが部屋の雰囲気を左右する
樹種によって様々な色、表情が異なる。色味を決めるときは、壁や建具の色、手持ちの家具とのバランスを考えながら、部屋をイメージする。ただし、シート以外の天然木は経年変化により色がかわることも知っておこう。
◆フローリング材の張り方で印象が変わる
部屋を広く見るには、部屋の長い辺と床材の長辺を平行に張る。隣りあった部屋は方向を揃えるとよい。
ヘリンボーンなど複雑なパターンは、一枚ずつ張るので時間もコストもかかる。突板やシート仕上げで一枚の板にパターン張りしてあるものを使えば、コストを抑えられる。
【提案で心掛けていること】お客様のライフスタイルも考慮して丁寧に
ライフプラン(栃木県小山市) 武井正浩専務
空間リフォームでは、床は大変重要で、良くも悪くも床のイメージで空間が大きく変わってくるため、非常に気を使って丁寧に提案するよう心がけています。種類が多数あるので、お客様にヒアリングしながら、こちらで3パターンほどに絞り込んでご提案しております。
種類によってメリット・デメリットがあり、リフォーム価格も大きく変わってくるので、まずは無垢フロアか、複合フロアかをお客様と決めて、そこからさらに細かく提案させていただいております。リフォーム屋ですので、張り替えるのか、重ね張りでやるのかの工事方法もお客様に合わせたご提案もしております。
また、お客様のライフスタイルやライフステージにも注意し、お勤めも終わり家に居る時間が多ければ、無垢フロアを提案してみたり、ペットや小さいお孫さんなどとの同居であれば、その生活に見合った床材をご提案しております。
【豊富な床材の中から最適な建材を探す】
使いたい色味、樹種などを決めたら、建材を選ぶ。様々な種類があり価格の幅も広い。特徴を知り、用途や予算に見合った最適な建材を探す。施工面積に換算したときの価格を提示しての比較検討が必要だ。
0コメント