毎日使うトイレアクセサリーは、デザインはもちろん、使いやすさも考えて選びたい。
豊富なデザインが揃う
紙巻器(ペーパーホルダー)やタオル掛けなどのトイレ小物は、国産品のほか海外製品も多く、素材やデザインのバリエーションが豊富。DIYショップやネット販売などでも手軽に購入できる。
紙巻器は使いやすいものを
家族が毎日使う紙巻器は、機能性も重視したい。
まずは、ペーパーのカットや交換がしやすいものを選ぼう。カットや交換が片手で簡単にできるものなら、高齢者や子どもでも使いやすい。
また、ペーパーが2つセットできる2連タイプの紙巻器は、1つは予備としてストックできるので安心。トイレにペーパーの収納場所が確保できない場合にも便利だ。
棚付きの紙巻器なら、スマートフォンを置いたり、ちょっとした小物を飾ったりできる。高耐荷重タイプの棚付き紙巻器なら、立ち上がる際に手をついて、手すり代わりに使用することもできる。
素材やデザインで統一感を
タオル掛けは、バータイプやリングタイプなどがある。バータイプはタオルを広げた状態で掛けられるが、リングタイプはタオルを2つ折りにして掛けるため、濡れたタオルが若干乾きにくくなる。
タオル掛けや手すり、紙巻器などの小物を同じ素材やデザインにすると、統一感のあるインテリアになる。
【提案の一工夫】ビビッとくるトイレアイテムを見つけよう
トイレ空間はキッチンやリビングが優先され、時間・予算ともに絞られがちですが、楽しむ要素は沢山あります。タンクレストイレの普及によりセットで導入されるようになった手洗いボウルに真鍮や黒の蛇口、配管をあわせた「見せる」デザインに、トイレブラシや収納など小物をトータルコーディネートし、限られた予算の中でも楽しめるトイレルームを提案しています。最新のおすすめは「インダストリアルインテリアトイレルーム」。武骨でかっこいい印象を活かした足場板ペーパーホルダーや足場板シェルフに、ヴィンテージ感のあるレンガやコンクリート、木の壁材などを組み合わせれば、男女ともに人気のおしゃれで素敵なトイレ空間になります。
【トイレの小物選びのポイント】
◆国産品から海外製品までデザイン豊富
◆素材も樹脂、木、メタル、ガラス、陶器など様々
◆ペーパー片手でカット・交換できると便利
◆予備のペーパーがあると安心
◆棚付きは手すり代わりになる
◆小物を同じ素材やデザインにすると統一感が出せる
【素材・機能・デザインいろいろ】
【プロの視点】下地のない場所に取り付けると落下の危険も
トイレアクセサリーは自分で取り付けが可能なものもあるが、基本的にはビス止めが必要。紙巻器や棚を立ち上がりの補助に使う場合は、下地のない場所に取り付けてしまうと落下の可能性もあるので、施工は専門業者が行う方が安心だ。
取り付けの際は、家族全員が使いやすい位置に、リモコンや手すりなどとのバランスを考えて取り付ける。出入りや動作の邪魔にならないか、手洗いの際の水が壁や床、コンセントにかからないか、なども確認しよう。
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