リフォーム営業マンのための5分で分かる業界TOPICS~2018年マンションリフォーム売上ランキング その他~

【TOPICS1】

2018年マンションリフォーム売上ランキング
住友不動産、183億円で1位ニッカホーム、ベスト3に

マンションリフォームの売り上げが日本一大きいのは、住友不動産グループ。リフォーム産業新聞社はマンション専有部改修売上高が大きい企業を調査し、ランキング化した。ベスト100社のトップに輝いたのは183億円売り上げた住友不動産。リフォーム専業のニッカホームグループはベスト3に初ランクインした。三井、2%増収で2位キープ。大京、パナが5強入り。

住友不動産グループは戸建ての全面改装商品「新築そっくりさん」を主力とするが、伸び盛りなのがマンション版の商品だ。「戸建てが主力ではありますが、今、特に好調なのはマンション。売り上げ、完工数ともに2桁増で伸びてきています」と取締役・新築そっくりさん事業本部本部長の加藤宏史氏は話す。

2位は前回同様、三井不動産グループで85.9億円。伸び率は前年比2%にとどまり、トップの住友不動産との差はさらに開いた。 3位のニッカホームは1.6%増の60億円となり、順位を上げた。前回3位の大京リフォーム・デザインを追い越し、大京は4位に転落。だが、依然60億円弱を売り上げており、マンション改修に強い一社だ。

5位はパナソニックホームズ(旧パナホーム)で約15%増収の53.3億円と好調だった。

6位のトータルテックはマンションの買取再販企業トータルエステートのグループ会社。自社で販売する中古マンションの改修を担う。なお、10位のインテリックス空間設計も同じく買取再販系企業。

7位の長谷工リフォームは共用部の大規模修繕が売り上げの柱だが、専有部にも注力。前年割れとなったが42億円を売り上げ、上位をキープした。

8位のリノベるは、中古マンションとリフォームを合わせて提案するビジネスモデルで拡大中だ。8%増収の40億円だった。

9位のBXゆとりフォームはメーカーの文化シヤッターグループ。前年より1億円プラスで34億円となった。


【TOPICS2】

子育て世代向け 楽天がインテリアサイトオープン

楽天(東京都世田谷区)が運営する楽天市場は10月11日、子育て世代にやさしい部屋を紹介するインテリアサイト「楽天でかなえる理想のおうち」をオープンした。特徴は、リノベからインテリアまですべて楽天のサービスや商品であること。そして20~30代の子育て世代の暮らしの悩み事を解決するテクニックや商品で「理想のおうち」を実現したことだ。

実際に築39年のマンションの一室を改修。施工はメガバックス(神奈川県横浜市・小林哲也社長)が担当した。リノベ監修は、SNSで16万人のフォロワーを持つ人気の整理収納アドバイザーyukiさん。「楽天市場に出店する15店舗の商品を組み合わせ、コーディネートした。サイトを参考に暮らしの悩みを解消し、子育てを楽しむヒントにしてもらえたら」と話した。企画した部屋はHOUSE CODE(大忠建設)から12月1日より販売予定。


【TOPICS3】

住宅長期支援センター
住宅メンテ診断士4000人に スキルアップ研修も充実

第42回住宅メンテナンス診断士講習会が11月6日に開催された。68人が参加する盛況ぶりだった。同講習会では木造住宅の維持、メンテナンスの基礎技術について学ぶことができる。講習後に行われる認定試験に合格することで「住宅メンテナンス診断士」の資格を取得することができる。運営は住宅長期支援センター(大阪府大阪市・東樋口護理事長)。2003年にスタートし、約4000人が資格を取得している。費用は講習と認定試験を両方受ける場合で2万7000円、講習のみの場合は1万9000円。時間はそれぞれ、9時25分~16時50分、9時25分~15時55分。

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