女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トークChapter9-1

【好評連載! 女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク】

購入の決定権を握り、口コミが得意、リピーターになりやすい…という特性がありながら、マニュアルトークが響かないという手強い存在でもある「女性」。今回は女性の心を掴むあなただけトークを3回に分けて紹介。

同文舘出版より『女性の「買いたい」を引き出す魔法の営業トーク』が好評発売中!


①「限定商品なんです」

▼女性客は「限定」という言葉に弱い


とにもかくにもオンリーワンです。あなた「だけ」と同じ響きの、ここ「だけ」、今「だけ」の限定商品や限定サービスは女性客の心を揺さぶります。女性客にとって「私だけ」手に入れた商品、「私だけ」知っているサービスというのは優越感を感じさせてくれるのです。今やインターネットで簡単に買い物ができる時代。だからこそ、「ここでしか買えない」という地域限定商品や、「今しかない」という数量限定商品にはとても魅力を感じます。営業マンや販売員に「地域限定のオリジナル商品なんです。ネットでも販売してないんですよ」とすすめられたら、おもわず心が動きます。

そんな時、女性客は口を揃えて言います。「やっぱり私、限定品には弱いわ〜」と。


トークの主役を「商品」から「女性客」に

女性客にとって買い物の主役は「商品」ではなく「自分」です。その商品がどうすごいのかはどうでもいいのです。商品を使っている自分がどう見えるのか、商品やサービスを体感したあとにどうなれるのか、ここが重要なのです。お店で買い物をしている時、営業マンからすすめられている時、女性は頭の中でその商品を手に入れたあとの「未来の自分の姿」をイメージしています。自分ワールド全開です。「このワンピースを買って今度の食事会に着て行こうかな。きっとかわいいって言ってもらえるだろうな〜。
「そうだ、アクセサリーも買わなくちゃ」と、自分の心の声で対話をし、楽しんでいるのです。そう、はっきり言って妄想です。営業マンには、そんな女性客の妄想をぜひ盛り上げてほしいのです。


そのために必要な「あなただけ」トークの具体例をご紹介します。ぜひ実際の営業シーンで実践してくださいね。


次回は、▼「ナンバーワン」の特別感をお届けします♪ お楽しみに!!


「共感される人材」育成講師 Shuka Berry 長谷部 あゆ氏

株式会社ShukaBerry代表取締役。大阪府生まれ。大手化粧品の店頭販売、住宅リフォームの営業、法人向け広告営業で、売上日本一をはじめ輝かしい実績多数。2009年に起業し、営業、接客、販売促進、ブランディングの専門家として、全国各地で開催する講演や研修で人材育成を行っている他、経営者や起業予定者を対象に、講師育成、ビジネス書著者育成をしている。ビジネスコンセプトは「売り手も買い手もハッピー♪」二級建築士、インテリアコーディネーターの資格を持つ。

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