勝手に比較!住宅の設備・建材まとめてみました!~ガス給湯器の機能編

効率よくお湯を温めて生活が快適・便利に

生活に欠かせない給湯器。家族のライフスタイルに合ったサイズや機能を選ぼう。



家庭の消費エネルギーの約3分の1が「給湯」賢く選ぶことがポイント

冬になると、シャワーのお湯が急に冷たくなったり、熱くなったりして、ガス給湯器の交換時期のサインに気づくことも多い。

「お湯が出なくなると大変」と慌てて交換することもあるかもしれないが、選び方ひとつで生活の快適性・利便性がアップする給湯器だからこそ、じっくりライフスタイルに合ったものを選びたい。エコジョーズ(省エネ高効率給湯器)を選べば光熱費の削減も可能だ。

浴室リモコンで音楽が楽しめたり、お風呂に入りながら体脂肪や消費カロリーを測定できるものや、スマートフォンで外出先から操作できるもの、見守り機能や除菌機能を搭載したものなど、さまざまな機能を持ったタイプが登場している。

大きさ(号数)や設置箇所は、家族構成や入浴スタイル、設置環境を確認して適切に選ぶことが大切だ。さらに、設置が目立つ戸建ての壁掛けタイプなどは、配管カバーを付けるなどして美観にも留意したい。



ガス給湯器のポイント

  • 機能・家族構成・設置場所を確認
  • 湯はり機能はオートタイプとフルオートタイプがある
  • エコジョーズはガスの使用量を削減
  • 便利な機能が充実



ガス給湯器を選ぶ時のポイント

種類と機能

種類は大きく分けて3つ。給湯タイプは給湯専用とフルオート、オートタイプがある。


大きさ(号数)

「号数」とは、水温+25℃のお湯が1分間に何L作れるかを表わす単位。


設置場所

設置の際は、配管の位置にも注意しよう。



余った熱を再利用できる給湯器 エコジョーズ

少ないガスで効率よくお湯を沸かす「エコジョーズ」。追い焚き配管を利用すれば既設集合住宅でも設置可能。

《高効率》熱効率約80%→約95%に*

使わずに捨てられていた排気熱を再利用することで給湯熱効率が向上

▲従来型(非エコジョーズ)

▲エコジョーズ製品


《環境配慮》CO2排出量を年間約13%削減*

地球温暖化の一因となるCO2排出量を従来型と比べ大幅に削減


《節約》ガス代を年間約13%削減*

熱効率がアップすると使うガスの量も従来型より少なく済み、ガス代も節約

*機種やガスの使用量、ガス会社により異なります。

(参考資料:一般社団法人日本ガス協会 https://www.gas.or.jp/gas-life/ecojozu/



暮らしを快適にする機能

AXiS シリーズ Flash(パーパス)

▲ラウンドフォルムになじむ給気口が特徴。本体は耐重塩害試験基準をクリアーした塗装を採用

▲ボタンが浮かび上がる*リモコン * 使用時

入浴中の見守りや、「カンタンヘルスチェック」機能で健康管理も

▲スマートフォンと連携

遠隔操作のほか、使用エネルギー量の把握などができる


マイクロバブルバスユニット内蔵
ウルトラファインバブル給湯器(リンナイ)

▲温浴効果と洗浄効果がある直径1マイクロメートル未満の微細な泡・ウルトラファインバブル発生装置を搭載

*専用リモコンと専用循環金具が必要

▲洗浄効果アップ

汚れが付きにくく、流れやすくなり、排水管を清潔に保つ。浴槽の床、シンクの汚れも軽減



リフォマガ2023年12月号掲載



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