汚れにくさやお手入れのしやすさが向上
最近の温水洗浄便座は防汚性、清掃性が向上し、お手入れが楽になる機能が充実。特徴を理解して、快適なトイレを提案しよう。
清掃性、快適性が向上
除菌機能も登場し臭いや汚れ原因菌も抑制
温水洗浄便座は、操作パネルが本体に付いたタイプ(袖リモコン)と、壁にリモコンを取り付けるタイプがある。温水のつくり方にも違いがあり、使うときに瞬間的にお湯をつくる「瞬間式」と、タンクにお湯をためておく「貯湯式」がある。使い勝手や電気代に関わるので、それぞれの特徴を理解して選びたい。
おしり洗浄、ビデ洗浄、暖房便座、脱臭などの基本機能は、どの温水洗浄便座にも搭載されている。抗菌便座やノズルの自動洗浄機能も標準で搭載され、防汚性が向上。フタ・本体の着脱も簡単にでき、お手入れがしやすくなっている。また、使用前に便器にミストを吹き付けたり、便器内に泡を発生させるなど、便器を汚れにくくする機能も登場。汚れや臭いの原因となる菌を抑制する技術も進み、清掃性が高まっている。
さらに高機能なタイプでは、トイレをより快適に使うための様々な機能が搭載。温風乾燥や自動洗浄などがある。
温水洗浄便座のポイント
- 本体操作タイプ(袖リモコン)はシンプルで安価
- 「瞬間式」は湯切れの心配がなくエコ
- 防汚・清掃・除菌機能が充実
- 温風機能や自動洗浄などの快適機能も向上
【知っておこう!】温水の供給方法
家族何人かが連続使用する可能性がある場合は、湯切れの心配がない瞬間式がおすすめ。反対に、1~2人暮らしで連続使用が少ない場合は、価格の安い瞬間式がおすすめだ。それぞれの特徴を理解して提案しよう。
温水洗浄便座機能いろいろ
リフォマガ2023年3月号掲載
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