残業や休日出勤は少ないのになぜか結果を出している営業マンたちがいる。彼らたちは仕事効率を上げるため、日々業務と向き合い、工夫し、実践している。そんな仕事効率化のアイディアを紹介していく。
今回は、お客様の家に行き来する手間を省き、効率良く仕事をする方法を紹介しよう。
「すぐ来て!」と電話が来てもあわてて行かない
電気関係のトラブルは、顧客も慌てて電話をしてくるケースが多い。「すぐ来て」と言われて行ってみると、工事に及ばないことだったりする。そこで、電話がかかってくることが多いトラブルについては、ケースごとに解決策を答えられるようにまとめておき、電話がかかるとその場で状況を質問しながらアドバイスする。“行ってから確認する“より問題が早く解決するので、顧客からも喜ばれるという。
商品の説明を1から10まで詳しくしない
昨年行われた某メーカーの高機能エアコン販売キャンペーンでは、半年で一人2台目標のところ、8台販売した某営業マン。この営業マンはエアコンの機能をカタログの隅から隅まで説明しなかったという。「高機能エアコンの機能を一度に説明されても聞く方だって大変です。必要ないことは省きます」。顧客のライフスタイルや重点を置くポイントを理解した上で「〇〇さんのお宅にはこの機能がついていると良いですね」といった具合に“商品説明”ではなく“必要な情報”を提供。「それならそれがいいね」と商談が成立するのも、顧客が求めるポイントをしっかりと掴んだ上で勧めているからだろう。
このように、ポイントを押さえて説明することで、無駄が省けお客様にも分かりやすく伝わる。仕事効率化のアイディアの1つだ。
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