古い便器の奥行きは約800mm!
狭いトイレ空間には、コンパクトな便器がおすすめ。主要4社の奥行きを徹底調査。
狭いトイレはコンパクトな便器で解決
タンクレス提案は注意点も考慮しよう
狭いトイレには、コンパクトな便器を提案したい。最近の一般的な便器の奥行きは760mm程度だが、少し前までは800mmの便器も多かった。タンクレスに変えると最大150mm、タンク式でも最大80mm程度小さくできる。タンクレス提案時はメリットだけでなく、デメリットもあわせて説明しよう。
便器前は最低400mm必要
▲便器前スペースは最低400mm確保しよう。+50~100mm程度余裕があるとより快適に。
画像提供/TOTO
狭いトイレの問題点
- トイレ内の動作や掃除がしにくい
- 圧迫感が出る
- 手洗いや収納の設置が難しい
コンパクトな便器のメリット
- タンクレスなら最大150mm、タンク式でも最大80mm程度広くなり快適
- 見た目がすっきりする
- 手洗いや収納の選択肢が増える
コンパクトな便器奥行き比較ベスト3
1 ジャニス工業 スマートクリン(Ⅲα・Ⅲ)
業界最小クラスのコンパクトさ
奥行き 645mm
2 LIXIL(INAX) サティスS
LIXIL(INAX)で主力の人気商品
奥行き 650mm
3 TOTO ネオレストAS・RS
水圧に左右されにくい
奥行き 692mm
※写真はネオレストAS
主要4社 主な便器の奥行き比較表
【PICK UP】タンク式 コンパクトな便器
TOTO レストパル
収納付きなのにコンパクト
奥行き 713mm~
LIXIL(INAX)プレアスLS
タンクレスのようなローシルエット
奥行き 720mm
タンクレスの注意点
- 水圧に注意する
- 手洗いスペースの確保が必要
- 便器と便座が一体型なので、便座が壊れたら一式交換になる
- 停電時の使い方を伝えておく
【知っトク】トイレを広く見せるコツ
- 壁や床の色を明るくする
- 床に物は置かない
- 壁に鏡を設置する
- 温水洗浄便座は壁リモコンにする
リフォマガ2022年9月号掲載
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