効率的に、使いやすいよう進化しているシンク。ただの洗い場ではなく、効率的に調理できるような機能も充実している。どんな風に使いたいのか要望に合わせた提案をしよう。
清掃性を高める
自然とゴミが流れる3°の傾斜
すべり台シンク(TOTO)
シンクの底に3°の傾斜を設け、ゴミが自然と排水口へと流れる形状に。網かごにもくぼみを持たせ、ゴミを1箇所にまとめられるので手入れしやすい。
手前勾配×独自レールでスムーズに
流レールシンク(クリナップ)
手前に向けた勾配により、調理や片付け中の水流がシンク内にまわり、ゴミが手前のレールに集まり流れる仕組み。排水口との継ぎ目もなく掃除しやすい。
どこまでもサッと一拭きで
スキマレスシンク(パナソニック)
カウンターとシンク、排水口まで隙間のない形状なので、一拭きで全体を掃除できる。網かごはゴミがまとまり捨てやすく、目皿も取り外して洗える。
シームレスでストレスレスな清掃
オープンジョイント(クリナップ)
アクリストンのカウンター×ステンレスシンクといった異素材の組み合わせでも継ぎ目をなめらかに。汚れがたまりにくく掃除がしやすい構造。
水流を集めて段差で流す
ナイアガラフロー方式(LIXIL)
シンクの奥に幅広の段差を設け、水の流れを一気に排水口へと集める形状。流した汚れがシンク内に戻りにくくなっている。
水道水に薬剤なしで除菌効果をプラス
きれい除菌水(TOTO)
水に含まれる塩化物イオンから、除菌成分を生成。汚れの原因となる菌の繁殖を防ぎヌメリを抑制する。まな板やふきんの除菌にも有効。時間経過で元の水に戻る仕組み。
リフォマガ2021年10月号掲載
⇓⇓同じテーマの記事を読む⇓⇓
0コメント