軽くて断熱性も高い
「クッションフロア」は、軽くて断熱性、防水性や防音性が高い床材として、キッチンやトイレなどの水まわり床材として安定した人気を集めています。発泡剤を樹脂の中に入れ込むケミカル発泡という技術により、素材内部に空気を含ませます。この“発泡層”があることで多くのメリットがあります。一般的に「CFシート」と呼ばれています。長尺シートで施工しやすい材料です。
まず、空気が含まれているため、素材が軽いという点です。運搬しやすく、高い施工性を生み出しています。中に含まれる空気は、断熱性も高めます。海外と違い素足で過ごす風習がある日本では、床材の感触が重要視されます。直接足で触れることでわかる温かみはクッションフロアならではのものです。
防音性能、対衝撃性も特徴の1つです。高齢者や子供の部屋などにも利用されています。さらに、防水性。使用部位として最も多いのはキッチンや洗面所、トイレなどの水まわりですが、溶接により合わせ目がつながれるので、フローリング等と比較し、防水性が高くなっています。
商品選びのポイント
用途に応じて厚みを選ぶ
用途に応じて厚さを選ぶことがポイントです。通常クッションフロアは、1.8mm程度の厚さですが、2.3mm、3.5mm、4.5mmといった分厚いタイプもあります。高齢者のいる住宅やペットを飼っている家庭など、生活環境やその部屋の用途などに応じて選びやすくなっています。表面が滑りにくく加工されたものや、汚れが凹みの中に入り込まないような形状にしたものが多くなっています。
1分間で理解するクッションフロア
チェック! 床材の素材3タイプの比較
トレンド
キズがつきやすい場所にクッションフロアを使う場合、キズが気になるなら、「店舗用のクッションフロア」を選ぶと安心です。どのくらい丈夫なのかというと「土足で歩き回る店舗に対応できるくらい」。重い家具の跡もつきにくく、デザインも豊富でお洒落なものが多いため、一般の住宅でも使われるようになってきています。
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