多彩な機能で調理の幅が広がるIHクッキングヒーター

温度調節が得意のIHクッキングヒーターはオートメニューも充実。機種選びに悩んだら、オールメタル口の必要性で決めるとよい


IHクッキングヒーターのポイントはこれ!


◆オールメタル対応が必要かどうかを決める

まずは、天板ヒーターの種類を決める。IH対応鍋だけを使用するなら、オールメタル対応は不要だ。使用する鍋にあわせて、オールメタルの口数を決めよう。1口がラジエントヒーターになっている機種もある。ラジエントはIHとは異なり、熱を発して鍋を温める。IHで使えない鍋も使え、焼き目をつけることができるのも特徴。


◆グリルは調理を助ける機能が充実している

庫内が広く、オーブン機能を備えているグリルがある。低温から高温まで温度設定が可能で、料理の幅が広がる。調理をサポートするオートメニュー、温度を設定できる手動調理など便利な機能が料理の幅を広げる。


◆使いやすい機能で、より便利に安全に

見やすい液晶表示、わかりやすいワンタッチ操作や音声ガイドなど、初めてIHを使う人でも使いやすい。焦げつきを感知したり、温度が上がりすぎると自動で通電をストップする安心機能も。



●IHのメリット・デメリット



●(参考)IHで使える鍋・使えない鍋



火力が強くならない?!「総消費電力量」について

IHクッキングヒーターは、火力が強くならなかったり、使用中に自動で火力が弱くなったりすることがある。が、これは決して故障ではない。「総消費電力量」が決まっているため、複数のヒーターやグリルを同時に使うと消費電力が制御され、火力が制限されるのだ。火力が足りないときは、他のヒーターの火力を弱めてから再操作すればよい。

総消費電力量は、大火力の機種でも5.8kWが上限。「総消費電力量」により、電気の使い過ぎを防ぎ、安心して使うことができる。もっと節電したいと考えるなら、購入後に、消費電力量の上限を設定しなおす方法もある。

また、オールメタルでは、アルミや銅の鍋も使えるのだが、アルミや銅の場合は火力が制限され、最大火力にはならない。高火力が必要な料理には、IH対応の鍋を使うようにするとよいだろう。

▲温度過昇防止機能により、鍋底が熱くなりすぎた場合も自動で火力が弱くなる

画像提供/クリナップ



IHクッキングヒーターのいろいろ

※記載した価格は本体希望小売価格(税抜)

 

  

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