ペット対応や花粉対応など、様々な機能性をもった網戸が登場している。デザイン性も向上し、使いやすさも進化している。
網戸の選び方ポイントはこれ!
◆インテリアの邪魔をしない収納網戸
網戸の種類には「パネル網戸」「収納網戸」「折戸網戸」などがある。一般的なのがパネル網戸で、引き違い窓の網戸レールに設置し、スライドして開閉するもの。収納網戸は、使用しないときはネットがケースに収納されるため、窓辺がすっきりした印象に。インテリアの妨げにならない。
◆小さな虫の侵入を防ぐには目の細かいタイプを
網戸の目的は虫の侵入を防ぐことだが、一般的な網戸はごく小さな虫の侵入を防げない。より防虫性を高めるには、網目の細かいタイプを選ぶとよい。さらに糸が細いタイプを選べば、開口率を下げることなく、通風も確保できる。
◆色が濃いほど視界がすっきり
ネットの色には黒やグレー、白などがある。色が濃いほど網目が見えづらく、室外の景色もクリアに見える。ただし、室外から室内側もよく見える。
◆様々な機能性から選ぶ
ペットが引っかいても破れにくいタイプや花粉が入りにくいものなど様々な機能性を持った網戸もある。汚れやすい場所には、取り外して洗えるタイプが便利。マンションなどの高層階では、誤って網戸が落ちないよう工夫されているものを、玄関網戸にはバリアフリー仕様を選びたい。
網戸の種類
●パネル(スライド)網戸
▪スライドして開閉する
▪主に引き違い窓の網戸レールに使用
▪室内側に設置できるタイプも
●収納網戸
▪使うときだけネットを引き出す
▪装飾窓をはじめ、玄関や大開口窓にも対応
▪使わないときはネットが収納されるため、窓辺がすっきりする
●折戸網戸
▪2つに折れて開閉する
▪玄関や勝手口などの狭いスペースにも設置でき、出入りの際に邪魔にならない
写真提供/YKK AP
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LIXILの「虫イヤネット」で虫がとどまりにくい網戸に
最近は網目が細かく、糸が細いタイプの網戸が出てきた。しかし、いくら網目が細かくとも、人が出入りする際に、網戸にたくさんとまっていた虫が入ってきてしまうことがよくあるのでは?
そこで、人やペットに安心な薬剤を練り込んだ、虫がとどまりにくい網戸、LIXILの「虫イヤネット」を紹介しよう。
LIXILの「虫イヤネット」は網目が一般的な網戸より20%細かいだけではなく、ネット全体に薬剤が含まれているのが特徴だ。仕組みとしては、網戸に虫がとまると薬剤に触れて、虫が嫌がることで効果を発揮する。薬剤は蒸発もせず、人やペットにも安心で、気になるにおいもない。
薬剤の効果は約5年間持続で、交換用のネットもある。庭に出入りする窓、物干しスペースの窓、寝室の窓、浴室の窓など、開け閉めの多い窓におすすめだ。
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