床リフォームの基礎知識⑪ 床現調の注意点(3)剥離洗浄で床がよみがえることも

剥離洗浄でフローリングがよみがえることも

キッチンのフローリング床がまだらに真っ黒になり、張り替えや増し張りをしたいという要望が結構多いものだ。
だが、単に油汚れとワックスの塗り重ねで真っ黒になっている場合は、ワックスを剥離洗浄してもう一度ワックスを塗るときれいに蘇ることもよくある。


フローリングの張替時期が10~15年ということで、この機会に床リフォームをするのが一番良いのだが、他の工事との予算の関係で費用をかけられない場合には剥離を試みるのも一案だ。

現調の時に、何が原因で黒くなっているかを確認しよう。ワックスの塗り重ねや油が原因であるのか、または床に水やジュースをこぼしても拭かなかったりしたことが原因で、木が腐り黒く変色しているものかどうか。

さらに、足ふきマットが常に濡れた状態でいるとフローリング自体が傷むこともある。剥離できるかどうか、この判断が他社の差別化になることもあるので、じっくりと調査しよう。


既存の床などは、剥離洗浄&ワックスでよみがえることもある。他の工事との予算の関係で費用をかけられない場合には剥離を試みるのも一案だ。状態が実際はどのようになっているのかじっくりと調査し判断しよう。



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