教えて! 敏腕営業のスケジュール拝見
商談は最短2回 事前の徹底準備で憂いなし
桶庄(愛知県名古屋市)モアリビング多治見店 店長 杉山秀和さん
前職は住宅メーカーで現場監督。桶庄に入社して営業歴18年。現在は、多治見店・リノキューブの責任者を兼任。管理職のため担当は少なく、昨年下半期は49件、売上は約3700万。1日の終わりは、晩酌でリセット。今年の冬は3年ぶりにスキーへ行った。
商談効率化の必須アイテム
ポケットに入れやすい小さめのシステム手帳、iPad、複写式の打ち合わせ記録カード。その他、商談で使うものは車に全て準備する。色はTOTOなどメーカーのカラーシミュレーションを利用し、iPadで見せる。打ち合わせ記録カードは複写式で、内容をスキャンしてANDPADで業者と共有する。
手帳とNIコラボでW管理
予定は手帳とNIコラボ。手帳では個人の予定を、NIコラボでは全スタッフの日報や受注状況が見られ、それぞれの進捗も管理できる。
【杉山さん流業務効率化の2つのポイント】
ポイント1 商談に必要なものは車の中にスタンバイ
100~150万円程度の工事の場合は、見積もり提出時に工程や色決めなどを1回で決める気持ちで挑む。そのためカタログやサンプル類は必要な時にすぐ出せるように車の中に入れておく。
ポイント2 初日の養生に1.5時間 後の手間を省く
養生を業者に任せきりにせず、着工日に1.5時間程度かける。後の掃除も楽で、結果時短に。吹き抜けのある家の在来浴槽リフォームの場合はタイルのはつりに備え、吹き抜けまでほこりが舞い上がらないようにすっぽりと覆う。施主の評判も上々。
▲養生は廊下だけでなく、吹き抜けまで徹底。施主からも信頼されるポイントになる。
リフォマガ2022年9月号掲載
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