勝手に比較!住宅の設備・建材まとめてみました!~室内物干し編

部屋干しは一年中活用されている

日常的に室内干しを使用する家庭が増えている。家事ストレスを軽減できる、便利な室内物干しユニットを提案しよう。



季節を問わず活躍する室内物干し
ライフスタイルにあった提案を

「埃や花粉が気になる」「紫外線による衣類の傷みが心配」など理由は様々だが、部屋干しは、季節を問わず一年を通じて活用されている。しかし、困るのが干し場所だ。窓や建具が高くなったこともあり、ちょっとひっかけるような場所がなかなかない。

そこで提案したいのが天井や壁に取り付ける室内物干しだ。スタンド式の物干しと違い、部屋が狭くならず、使い勝手もよい。天井に取り付けるものは、竿の位置を上げ下げする「昇降式」とポールを着脱して使用する「スポット式」がある。壁に取り付けるものは、主に窓枠などに固定する「壁付け式」とワイヤーを引き出す「ワイヤー式」がある。操作方法や取り付け方法を比較して、ライフスタイルにあった商品を提案しよう。

提案時は洗濯機から干し場所まで洗濯動線も見直そう。また、臭い対策も忘れずに。必要ならコンセントを配置して、送風機器や調湿建材も合わせて提案したい。



室内物干し提案のポイント

  • 日常的に室内干しを使用する家庭が増えている
  • 天井や壁に取り付けるタイプは、部屋が狭くならず、使い勝手がよい
  • ライフスタイルにあわせて提案する
  • 洗濯機から干し場所までの洗濯動線も見直す
  • 送風機器や調湿建材も合わせて提案する



「部屋干し」は1年中活用される

こんな時にあると便利

  • 雨や雪など悪天候
  • 埃や花粉、大気汚染などが気になる
  • 防犯面やプライバシーが気になる
  • 夜間に洗濯物を干したい
  • 帰りが遅くなるため外に干せない時

画像提供/ パナソニック



【知っトク】玄関のコートかけにも◎

玄関にコートスペースがないという悩みは多い。そんな時にも室内物干しが活躍する。来客時のコートかけ、雨天時の濡れたレインコートかけと、必要な時にさっとひっかけられる優れものだ。



タイプ別 室内物干しユニット

操作方法や取り付け方法の異なる4タイプを紹介。

《天井に取り付ける》

昇降式

楽に作業でき高齢者にもおすすめ

▲ホシ姫サマ 天井付け・電動タイプ(パナソニック)

リモコンなどで竿を手元まで下げて洗濯を干し、上にあげて乾かす。手動タイプもあり。


スポット式

ワンタッチでポールを着脱できる

▲室内用ホスクリーンスポット型(川口技研)

ポールは軽くて持ちやすく、穴にさし込んで回転させるだけのワンタッチ着脱。外した時は、ポール掛けフックや別売の竿立てホルダーに収納する。



《壁に取り付ける》

壁付け式

窓際に設置したい場合におすすめ

▲ホシ姫サマ 壁付け・手動タイプ(パナソニック)

窓際に設置すると、花粉の時期でも日差しを利用して部屋干しができる。


ワイヤー式

必要な時だけワイヤーを引き出す

▲pid 4M(森田アルミ工業)

必要な時だけワイヤーを伸ばして、パッと手軽に洗濯物を干せる。一時的に室内物干しを増やしたい時におすすめ。



リフォマガ2022年10月号掲載

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リフォマガ

『リフォマガ』は、株式会社リフォーム産業新聞社が発行する現場担当者向けの情報誌です。 リフォーム営業マンに役立つ営業テク、現場調査の方法、商品情報を発信します。 雑誌『リフォマガ』は毎月15日に発行。年間購読料8,800円。(税込・送料込)

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