勝手に比較!住宅の設備・建材まとめてみました!~洗面ボウル編

楽にきれいになるとうれしい

洗面ボウルは汚れが目立ちやすく、日頃からこまめな掃除が欠かせない。材質や機能に注目し、汚れにくく掃除が楽な洗面ボウルを提案したい。



手入れのしやすさ、使い勝手のよさが向上
快適な洗面台をつくる洗面ボウル

洗面ボウルの材質には、陶器、ホーロー、人工大理石などがある。陶器やホーローは材質が硬く、傷が付きにくいのが特徴で、古くから使われてきた素材。洗剤や薬品にも強い。汚れがつきにくい表面加工を施した陶器もあり、さらに清掃性がアップした。

人工大理石は、樹脂を主成分としているため、成型しやすい。カウンターとの一体成型も可能だ。継ぎ目がなくなり、掃除がしやすくなるのがメリット。ただし、毛染め剤などで変色しやすいため、薬剤などを使用する際は注意が必要。最近では、耐薬品性に優れた人工大理石も登場しており、これなら変質・変色の心配がほとんどない。

ボウルの形状もバリエーションに富んでいる。シャープで洗練されたスクエア型、優しい印象の丸型、楕円型など多彩。形だけでなく、ボウル内に汚れを残さないように水の流れ方に工夫を凝らした形状や、濡れたものを置いておけるウェットゾーンをつくるなど、機能をもたせたボウルも多い。デザインだけでなく、機能性もチェックしたい。



素材ごとの特徴を抑えておこう!



型タイプあれこれ
見た目にも、使い勝手にも違いがある

【置き型(ベッセルタイプ)】おしゃれ

  • カウンターの上にボウルを乗せる
  • ボウルのデザインが際立つ

写真提供/ TOTO


【埋め込み型】すっきり

  • ボウルは目立たず、すっきり
  • カウンターを広々使える

写真提供/ TOTO


【壁付け型(フロートタイプ)】省スペース

  • セカンド洗面台にも
  • 足元が広々

写真提供/セラトレーディング



清掃性ここをチェック!

洗面ボウルに求められる清掃性に着目!掃除しやすい洗面ボウルで顧客満足度をアップさせたい。


【汚れにくい表面加工】サッと拭くだけできれいに

  • 表面がなめらか
  • 汚れを落としやすい親水性加工
  • 汚れをはじくはっ水・はつ油加工など


【継ぎ目が少ない形状】すきまに汚れが入り込まない

  • ボウルとカウンターの継ぎ目がない
  • 排水口のフリンジまわりに継ぎ目がない


【ゴミに悩まされない】自然に流れてまとまる

  • ゴミ捨て簡単な排水口
  • ボウルにゴミが残らない


【水ハネ、水タレが気にならない】ガードして水から守る

  • ハイバックガードで水ハネもサッとひと拭き
  • 大きめのボウルなら床に水がたれにくい
  • ウエットスペース、ドライスペースがある



作業性ここをチェック!

洗面台は掃除や洗濯など家事の場でもある。家事を助けてくれる洗面ボウルがあれば家事効率アップになる。


【掃除に】バケツが置けて便利

フラットな底面のボウルはバケツや花瓶を安定して置けて使いやすい

▲ワイドボウル(タカラスタンダード)


【洗濯に】使いやすい大容量

十分な容量があれば、手洗いやつけ置き洗いにも活躍

▲マルチユースボウル(トクラス)



《ひとことMEMO》

一般的な洗面ボウルのサイズは15ℓ程度
大容量なら多目的に使える



ボウルの配置で使い勝手が変わる

洗面ボウルをどのように配置するかも工夫したい。カウンター幅が1500mmを超えるなら、ボウルをふたつ並べて配置するのもおすすめだ。


【センター位置】

カウンターの真ん中で手洗い、洗顔などを行える


【片寄せ】

カウンターが広くなり、作業台としても使える


【2連ボウル】

ふたり同時に使えて、混雑解消になる

イラスト提供/ TOTO



掃除の「お悩みあるある」を解決!

“排水口のぬめりが気になる” “ヘアキャッチャーには髪の毛がからまって掃除が大変…”

そんな時は➡

髪の毛やゴミをしっかり受け止めて、パッと捨てられるヘアキャッチャーなら、掃除が楽になる。ぬめりの発生を抑える抗菌加工や、簡単に分解掃除できるものなど、新しい排水口は掃除のしやすさが魅力だ。

▲新てまなし排水口(LIXIL)

▲お掃除ラクラク排水口(TOTO)


“壁にはねたり、床にたれたり、使った後にまわりが水でびしょびしょ…”

そんな時は➡

ボウルの後ろ側が高く立ち上がっていると、はねた水をしっかりガードできる。拭き取りやすく、汚れが残らない。また、ひじまでカバーする広めのボウルなら、ひじをつたってたれる水を受け止めて床を濡らさない。

▲ハイバックガード(ハウステック)

▲流レールボールLL(クリナップ)



洗面ボウルのいろいろ

ボウル内にゴミや泡が残らない
すべり台ボウル(TOTO)

ボウル内のわずかな傾斜が水の流れを排水口へ誘導

  • コップなどを置けるセミウェットエリアがある
  • カウンターとボウルの段差、すき間がないので手入れが楽


水アカも汚れもサッと落とせる
ハイバックベッセルボウル(LIXIL)

アクアセラミック技術で汚れ落ちがよい表面に

  • 洗顔や手洗いがしやすく、美しい形状
  • 奥行きがたっぷりあり、床に水がたれにくい


深さのあるボウルで家事もラクラク
流レールボールLL(クリナップ)

ボウルが深いので周囲への水ハネをしっかりガード

  • 間口60cm幅のもので21ℓ、90cm幅なら25ℓの大容量流
  • レールがつくる水の流れで、ボウル全体が汚れにくい


水拭きでさっときれいになる
ホーローボウル ハイバックカウンター(タカラスタンダード)

耐久性の高いホーロー製で、傷つきにくく掃除が楽

  • ボウルの背面が高くなっていて、水ハネをガード
  • ホーロー製なのでマグネット式の収納を使える


フラットな広い底で用途が広がる
マルチユースボウル(トクラス)

幅660mm、深さ260mm、34ℓの大容量

  • バケツや花瓶を置いたまま水栓を使えるサイズ
  • ペットプランならシャンプー台にもなる


ハイバックガードが水ハネを受け止める
らく~んボウル(ハウステック)

ボウルの後ろ側が高く立ち上がっていて、水ハネをガード

  • ウェットエリアやフラットな底面など使いやすい形状
  • 汚れをはじく表面加工で汚れにくい



《リフォーム営業に聞いた》私たちこんな提案しています!
目が悪い人に「スウィング三面鏡」

洗面台は多彩なデザイン・形状があるので、施主の生活に応じて提案しています。特に目が悪い方におすすめしているのが、オクターブスリム(TOTO)の「スウィング三面鏡」の機能。鏡を手前に引き寄せられるので、コンタクトを入れるときに目元がよく見えます。

洗面台は水まわりの中でもこだわりのある施主が少なく、価格で選ばれがち。一目惚れしてもらえるよう、なるべく一緒にショールームに行くようにしています。

▲ 施工例 オクターブスリム(TOTO)

タナベエナジー(本社・滋賀県東近江市)タナベ東近江店設計プランナー 宮尾佳菜子さん


リフォマガ2022年5月号掲載

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