フラットで拭き掃除がしやすい壁
色柄を選べて希望通りのキッチンをつくれる
キッチンパネルは耐火性があるうえ、清掃性が高い。最も多くキッチンに使われている壁材だ。パネル一枚のサイズが大きいため継ぎ目が少なくなり、フラットな壁に仕上がる。拭き掃除がしやすく、油や水はねなどの汚れを落としやすい。キッチンの壁の掃除に困っているなら、掃除しやすいキッチンパネルをおすすめしたい。
また、施工性のよさも普及の理由のひとつ。既存の壁を剥がさずに施工できるものなら、リフォームでも取り入れやすい。キッチンパネルの素材には、不燃化粧板と呼ばれる樹脂製のもの、ステンレス、ホーローなどがある。色や柄も増え、選択の幅も広がっている。
キッチンパネル材質のいろいろ
《不燃化粧板》デザインが豊富
- 色柄が増え、デザイン性がアップ
- 汚れにくく、汚れ落ちがよい
- 熱でも変質しにくい
- コストパフォーマンスがよい
- 軽くて切削が楽にできるため、
- 作業性・施工性がよい
※製品により清掃性、耐熱性などに差があるため、選択の際は見極めを
▲クリン壁パネル(クリナップ)
《ホーロー》マグネットが使える
- 鉄などの金属にガラスをコーティングしたもの
- 汚れやにおいが染み込まない
- 傷がつきにくい
- 熱に強く、直火でも燃えない
- マグネットを使える
※価格が高いため、価格に見合うメリットをしっかり説明したい
▲ホーロークリーンキッチンパネル(タカラスタンダード)
マグネットで自在に収納パーツを付けられる
《ステンレス》清潔感がある
- 熱に強い
- 油汚れに強い
- 清潔感がある
- クールなイメージに仕上がる
- 表面をコーティングし、清掃性を
- 高めたものもある
※ステンレスのグレードの違いによる品質の差がある
▲クリン壁パネル ステンレス(クリナップ)
イージークリーン塗装で汚れを落としやすくなっている
リフォマガ2021年11月号掲載
0コメント