食品や日用品、調理器具や家電の保管など、キッチンパントリーの使い方は十人十色。施主も大満足の機能的で個性豊かなパントリーリフォーム提案のコツを紹介する。
手持ちの収納を活かしコストコントロール
キッチン用品だけでなく日用品や消耗品のストックも収納したい/手持ちのラックと収納ボックス等既存収納がキレイに納まるレイアウトにしたい/冷蔵庫や分電盤、給湯器リモコンがLDKから見えないように工夫したい、という3点をのご要望をすべてをかなえるパントリーとなりました。
生活感の出るものはしっかり隠せる大きさとレイアウトを実現しながら、あえて内部は作りこまず、お手持ちの収納を利用することでコストコントロールできたので、大満足していただけました。
▲冷蔵庫や分電盤など生活感のあるものが極力見えないようにレイアウト。入口に扉を付けず、キッチンと同じ内装材を使用することで空間に統一感が。収納を造作するのではなく、収納する空間を確保するプランだったので、既存の家具や収納ボックスのサイズは入念に確認。
【+αの提案術】
食糧庫、食器、日用品や家電など収納したいものや使い方はご家庭によってさまざま。収納したいものや量を明確化し、収納をレイアウトすることが重要。
「このクロス気に入ったけど派手で使う勇気がない」「手持ちの家具と合わないのでこの材料は使えない」という理由でお客様が諦めてしまった材料を、パントリー内部で使用することをお勧めすることも多いです。
お客様に対して、単に「収納するスペース」を設けるのではなく、「お客様が好きなテイストの空間」として提案することでより感動していただけます。
紹介してくれたのはこの方
▲SHUKEN Re(千葉県浦安市)プランナー 加藤晋一郎さん
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