その図面、NGです!~浴室、洗面室のレイアウトとリビングアクセスの是非~

大好評だった堀野さんのコラムもついに最終回を迎える。

今回チェックするのは、5LDKで延床面積105平方メートル程度の南接道の間取り。ポイントは浴室、洗面のレイアウトがこれでよいのかという点と、廊下をなくしてリビングアクセスにすることの是非だ。読者の皆さんは、この間取りの問題点を読み取れるだろうか。これまで勉強してきたことをいかして、力試しをしてみよう。



今回チェックする図面はコレ!


NG1 凹凸があって使いにくい空間

和室の押入がダイニング側に張り出していて、4人掛けの食卓しか置けないなど、使いにくい空間になっている。また、洗面室が張り出すことでリビングも凹凸があってすっきりしない(=NG4)。


NG2 半畳畳の周りの卍は絶対にNG

四畳半の畳を敷く場合の畳の敷き方に注意しよう。中央の半畳畳は、忌み嫌われる場合がある。この図面は逆卍になっているが、半畳畳の周囲の畳を卍に敷くことは、「切腹の間」の敷き方になり、絶対に避ける。


NG3 音漏れしやすく窓のない洗面室

マンション住まいで、洗面室に窓のない暮らしをしている方も多いだろうが、窓があった方が自然光で明るく、空気も通る。窓がとれない場合は、必ず換気扇をつけよう。またこの間取りは、リビング、ダイニングに音漏れ(ドライヤー、洗濯機など)の恐れが高く、くつろげない。


NG4 19帖という広さの割にバランスが悪いLDK

LDK19帖となっているが、壁が凸凹の連続で見た目に落ち着かず、洗面室がLDK側に張り出していることもあって、階段の前の空間が使えていない。ソファーの配置を工夫することで、リビング空間を無駄なく使えるようにできないだろうか?ホールからリビングへの通路も狭く、バランスが悪い(=NG1)。


NG5 リビングアクセスの是非を考えよう

度々登場する玄関正面のトイレだが、廊下をなくしてリビングアクセスにすることで生まれるデメリットの産物である場合が多い。今回も、リビングからトイレ扉が見えることを嫌ってこうなったのだろう。リビングアクセスのメリット、デメリットを理解して計画しよう。


NG6 バルコニーの用途を明確にしよう

物干し用途とするのであれば幅が狭すぎる。基本的に奥行1mなら巾7m。奥行1.5mなら巾3.5mをめどに計画するとよい。また、洗面室の出入り口から階段、主寝室の扉、バルコニーに至る物干しの動線が長い。日々の事なのでできる限りコンパクトにまとめる必要がある。


NG7 ベッドヘッドは窓につけない

窓に向けてベッドヘッドを配置すると、窓からの下降冷気により頭部が必要以上に冷やされる危険性がある。厚手のカーテンを床まで垂らすなど対処が必要。又、2人分の収納が1.5間程度のクローゼットでは不足する。納戸もないため屋根裏収納を設置してその補完としたい。

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