外出先でもスマホで応対が可能
ドアを開けることなく来訪者を確認できる「TVドアホン」。外出先でもスマホで来客応対できるなど品揃えも豊富です。映像で顔が確認できるので、子どもだけの留守番が多い家庭や、高齢者のひとり暮らしなどにも安心です。在宅・留守中にかかわらず、来訪者があった場合、自動録画する機能もあります。センサーカメラを接続すれば、侵入者を検知するとライトが点灯したり、さらに1~2秒ほど遡って録画する機能で高い確率で侵入者を映像におさめることが可能です。また、家中で応対可能なワイヤレス子機や、左右約170°のパノラマワイドで玄関を広く見渡せる商品もあります。
種類は「ハンズフリー式」と「受話器式」があり、現在はハンズフリー式が主流となっています。ハンズフリー式は、通話ボタンを押すだけで会話ができます。受話器がないので見た目がすっきりとし、料理中など両手がふさがっている時に便利です。一方受話器式は、周囲の音に影響されにくく、高齢者にも話しやすく聞きやすいことが特徴です。
住宅用火災警報器と連動が可能なタイプもあり、万が一の際に音や表示で知らせてくれます。火元の部屋から離れた場所にいても異常を確認できます。
商品選びのポイント
ライフスタイルに合わせて必要な機能を選ぶ
外出先でも、ボタンを押した来訪者をスマホで確認したり、リアルタイムに映像と音声で応対できるタイプがあります。見知らぬ来訪者にはドアホンが音声で応答する安心機能や、タッチパネル式で、来訪者の顔を大きく鮮明に映し出したり、操作ボタンや文字が大きく見やすく表示されるなど、誤操作の心配を解消した商品もあります。
1分間で理解するTVドアホン
チェック1 TVドアホンの機能いろいろ
【録画】
留守中に来訪者があったとき自動で録画。録画機能もセンサーカメラを接続することで、1~2秒前にさかのぼり、録画する。
【侵入者検知】
侵入者を検知するセンサーは熱と輪郭に加え、検知範囲の設定ができるセンサーカメラもある。
【ワイヤレス】
モニター付ワイヤレス子機で、家中どこにいても来訪者の応対が可能。内線通話もできます。
チェック2 ハンズフリー式と受話器式の違い
チェック3 TVドアホン選択のポイント
トレンド
TVドアホンは、機能の充実がめざましくスマホで確認できたり、来訪者を自動的に録画してくれる機能など「誰が訪ねてきたか」確認しやすくなっています。室内子機も高機能化が進み、カラー画質の向上やワイド画面、ワイヤレス子機タイプもあります。家中どこにいても来訪者の知らせを受け取ることができ、家事に忙しい時にも安心で便利な機能です。
リフォマガ2021年7月号掲載
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